AutoCADのインターフェースの名前を覚えよう

基本操作

AutoCADの画面の名前を覚える

画面の左側・上側

画面の左側の上側には、大切なアイコンがあります。

アプリケーションメニュー

赤い「A」のアイコンはアプリケーションメニューといいます。

アプリケーションメニューでは、ファイルの新規作成、開く、閉じる、印刷などの操作ができます

クイックアクセスツールバー

アプリケーションメニューの右側に並んでいるアイコンは「クイックアクセスツールバー」といいます。アプリケーションメニューから操作しなくても、このアイコンをクリックすると、素早く操作ができます。

リボン

操作するアイコンが並んでいるところを「リボン」といいます

リボンの部分を大きく表示して見てみます

緑色で囲んだところが「リボン」の作成グループ

黄色で囲んだところが「リボンのタブ」

赤で囲んだ「作成」という文字をクリックすると、かくれているアイコンが見えます

アイコンにマウスをポイントすると、くわしいせつめいが見える

☆マウスでポイントするとは、マウスのカーソルをアイコンの上にのせること。クリックはしない

下のほうに見える英語はキーボードから「ショートカットメニュー」でつかえる英語です。

コマンドウィンドウにこの英語を入力するとアイコンをクリックしたときと同じことができます。

タイトルバー

ファイルタブ

AutoCADでは、ファイルをたくさん開くことができます

開いているファイルは「ファイルタブ」をクリックして切り替えます

新規作成(しんきさくせい)したファイルは、「Drawing1」という名前です。

Drawing1の右に「*」のしるしがついているのは、「まだ保存していない」しるしです。

保存をすると「*」のしるしは消えます

名前を変えて保存すると、ファイルタブの名前も変わります。

もし、ファイルタブが無いときは、「コマンドウィンドウ」に「filetab」と入力すると見えるようになります。

コマンドウィンドウのことは、別でせつめいします

ビューキューブ

ビューキューブは、AutoCADで3Dの操作をするときに使います。2Dの操作でも、自分で設定したビューを使う時に使います。

ビューキューブの「上」という文字をマウスでドラッグすると、回転します。図を描くところが回転すると、正しい形が描けません。

まちがえてビューキューブを回転してしまったら戻します。

「上」という文字をクリックすると戻ります。

AutoCADの操作がはじめての人は、ビューキューブは使いません。ビューキューブを見えなくすると、間違えて回転するミスを防げます。

ビューキューブを見えなくするには「表示」タブの「ビューポートツール」グループにある「ViewCube」アイコンをクリックしてOFFにします。

ナビゲーションバー

ナビゲーションバーは、「画面移動」や「ズーム」など画面操作をするときに使います。マウスで同じ操作をできます。

コマンドウィンドウ

コマンドラインとも言います。AutoCADで形を描くときにコマンドで指示したり、オプションを選んだりします。次にする操作の指示も表示されます。コマンドウィンドウが見えない時は、必ず見えるように設定します。

もし、コマンドウィンドウが無いときは、「表示」タブの「パレットグループ」にある「コマンドウィンドウ」のアイコンをクリックしてONにします。

ステータスバー

ステータスバーには、形を描くときに便利な機能が集まっています。便利な機能については、別で説明します。

カーソル

「クロスヘアカーソル」とも言います。マウスを動かすとカーソルも一緒に動きます。AutoCADのカーソルは+の形をしています。クリックすると+マークの縦の線と横の線が交差しているところから操作できます。

ダイナミック入力

形の長さなどの数字を入力するときに「ダイナミック入力」を使います。カーソルの近くに数字を入力する「BOX」が表示されているとダイナミック入力ができます。

もし、「BOX」が見えていないときは、見えるように設定します。

ファンクションキーの「F12」キーを押すとダイナミック入力のON OFFの切り替えができます。

操作に慣れるまでは、ダイナミック入力は必ずONにしましょう。

作図領域

AutoCADで形を描く場所のことを「作図領域」といいます。

AutoCADは横がX軸、縦がY軸の2次元の作図(形をかくこと)ができます

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