AutoCAD 長方形コマンド

AutoCAD操作テクニック
AutoCAD操作テクニック

AutoCAD の長方形コマンドの説明です。

長方形とは、向かい合う辺が水平、垂直であり、直角(90°)を4つ持つ形です。

辺の長さがすべて同じ長さの時は、「正方形」と呼びます。

長方形コマンドアイコンの右の▼をクリックすると、ポリゴンコマンドが表示されます。

ポリゴンとは、多角形のことです。AutoCADのポリゴンコマンドでは、「正多角形」を描くことができます。

正多角形の名前

長方形の別の呼び方は「四角形」です。辺が4つ、角が4つあるので四角形です。

辺の長さがすべて同じで角の大きさがすべて同じばあい、「多角形」の前に「正」をつけて正多角形と呼びます。

正三角形、正五角形、正六角形というように、正〇角形と呼びます。

しかし、四角形の場合は正四角形とは言いません。四角形の場合は「正方形」と呼びます。

長方形の作図

40×30の長方形を作図する方法

長方形を作図するために、線分を4本描くという方法もありますが、1度の操作で描くことのできる長方形コマンドを使えるようになりましょう。

長方形コマンドをクリックするか、またはキーボードから recと入力し、Enterキーを押すことで、長方形コマンドに入ります。

横(水平方向)の長さをキーボードから入力し、tabキーを押します。今度は縦(垂直方向)の長さをキーボードから入力し、Enterキーを押します。

横と縦の長さ(寸法)を入力することで長方形を作図することができます。

40×30の長方形を作図するためには、

  • 長方形コマンド
  • 1点目をクリック
  • マウスを動かす
  • 40 tab
  • 30 Enter

という操作をします。

長方形コマンドで作図した長方形は、マウスで1回クリックしただけで選択することができます。線分コマンドを使って4本の線分で長方形を描いた場合、直接選択するには、4本の線分を1回ずつクリックする必要があります。

長方形コマンドはとてもよく使う操作です。しっかり覚えましょう。

長方形コマンドの動画です。傾いた長方形の作図方法についても紹介していますのぜひチェックしてみてください。

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